吉本騒動、パワハラ以前に謹慎にされた芸人こそが問題だったはず!

吉本興業の闇営業騒動がいつの間にか芸人に対するパワハラ問題にすり替えられている。私も6月28日の当ブログで書いたが、吉本興業の会長の対応の拙さに問題があるとは思っている。

しかし、今ワイドショーや芸人達が一斉に『吉本叩き』みたいに騒いでいるのには違和感がある。宮迫博之と田村亮の涙の会見でコロッと流れが変わってしまったが、会社を通さずに詐欺グループの忘年会に出席した11人もの芸人達がギャラをもらいながら、「ギャラはもらっていない」等と嘘をついていたのは紛れもない事実。

その前提になるべき事実を忘れたかのように、芸人達が吉本興業を叩くのは何か邪悪な意図が感じられてスッキリしない。

捩れてしまった糸を解きほぐすために、フライデー報道から始まったこの『吉本芸人闇営業問題』をもう一度おさらいしながら、騒いでいる芸人達の真意も探ってみたい。

 

● 闇営業問題発端からの流れ

•6月7日〓同日発売の写真週刊誌『フライデー』が、『特殊詐欺グループ』とされる反社会的勢力への忘年会に吉本興業所属の芸人達が会社を通さずに出席した事を報じた。これに先立って4日には、『カラテカ•入江慎也』が吉本興業から契約解除されていたが、その理由は、この忘年会へ会社を通さない『闇営業』の仲介をしたのが入江という事が判明したため。

ただ、この忘年会に参加していた宮迫博之と田村亮がツイッターで、忘年会に参加した事は認め、「出席したがギャラはもらっていない」と説明した。

•6月8日〓宮迫、田村、レイザーラモン•HG、ガリットチュウ•福島善成が、吉本興業社員2名、吉本興業の弁護士2名と話し合い、宮迫等芸人達は「お金を受け取っていた」と告白する。しかし、吉本側は「ずっと静観していきましょう」と、宮迫達に説明したという。

•6月24日〓忘年会に出席していた芸人達が吉本興業に呼ばれて『謹慎』を告げられる。この際、田村が「記者会見やらせて下さい」と訴えたが吉本側に断られる。さらに田村が、「辞めてでも、僕一人でも会見させてくれ」と言ったが、「やってもええけど全員連帯責任でクビになる」と、言われたという。

•同24日〓吉本興業が忘年会に出席していた【雨上がり決死隊•宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号•田村亮、レイザーラモン•HG、ガリットチュウ•福島善成、くまだまさし、ザ•パンチ•パンチ浜崎、天津•木村卓寛、ムーディ勝山、2700•八十島宏行、2700•常道裕史、ストロベビー•ディエゴ】の謹慎を発表。

•7月8日〓宮迫と田村が岡本昭彦社長に会う。「引退はさせないし、会見はさせてやる。期間はこちらで決定する」と岡本社長が説明した。しかし、期間が明言されない事に不安を感じた宮迫と田村が弁護士を立てる。

•7月18日~19日〓宮迫と田村の弁護士に「2人の引退会見、または契約解除」のどちらかを選ぶように迫る書面が吉本興業から届く。

•7月19日〓吉本興業が宮迫博之との契約解除を発表。

•7月20日〓宮迫と田村が会見を開く。その直前に吉本興業が田村亮との契約解除をする。

•7月22日〓吉本興業と岡本昭彦社長が記者会見を開く。

● 芸人達の言い分

特に若手の芸人に多いが、諸悪の根源である『反社会的勢力への闇営業』しかも金銭を受け取っていながら嘘をついていた宮迫を始めとする芸人達をよそに、会社が悪いとか、加藤浩次に至っては「経営陣が変わらない場合事務所辞める」とまで言い出す始末。

特に、加藤は自分の司会するワイドショーを利用して吉本興業を攻撃しているようにしか見えない。芸人としての社会しか知らないから言えるのかもしれないが、普通の会社で言えば一従業員に過ぎない加藤が、経営陣が変わらないなら云々と言っても、相手にされないばかりか「どうぞ、嫌なら辞めて下さい」の一言で終わりだろう。

キャスターになって何か勘違いしているのかもしれないが、今回の騒動の本質を無視して会社批判って、何か違和感がある。自分は吉本興業でなくてもやっていけるから、いや、辞めるつもりになっているから格好付けているとしか見えない。

ここにきて、オール巨人、島田紳助、松本人志……等の大物達が乗り出して沈静化の傾向が見られるが、『お笑いの殿堂』ともいえる吉本興業が、『お家騒動』で笑いも忘れたとあっては、滑ったギャグみたいなもので締まらないので、早い解決を望んでいる。

 

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