安倍晋三総理、在職日数で初代伊藤博文に並ぶ歴代3位!長いだけでは……。

安倍晋三総理の在職日数が、6月6日あの明治の元勲伊藤博文元総理と並ぶ歴代3位の2720日に達した。昨年、自民党総裁の3期目に就任した時点で歴代3位はおろか、歴代最長になることは予想されていたが、いざ伊藤と並んでみると大きな違和感を覚えずにはいられない。

歴代通算在職日数上位に並ぶ人達は皆それぞれ歴史に名を残すような人物で、在職時の実績も優れたものを残したからこそ長期に亘って総理の座に就く事が出来た。が、安倍はこれらの歴代総理に比べて何か誇る実績があるだろうか。

ただ、国民生活や政策より自分が総理の座に居座る事を最優先にして、数々の疑惑や不祥事から逃げ回り説明責任も果たさず、責任も取らないばかりか、自ら自民党の総裁任期2期6年という規定を変えて居座ったという印象しかない。

 通算在職日数上位の歴代総理

1位 桂太郎 在職日数 2886日 (日英同盟締結、日露戦争に勝利)

2位 佐藤栄作 2798日 (沖縄返還、非核三原則でノーベル平和賞)

3位 伊藤博文 2720日 (初代総理、明治憲法起草

3位 安倍晋三 2720日 (特定秘密保護法、安全保障関連法成立

5位 吉田茂 2616日 (日本国憲法の公布、日米安全保障条約の発効)

6位 小泉純一郎 1980日 (郵政民営化、日朝首脳会談)

7位 中曽根康弘 1806日 (三公社民営化、防衛費1%枠撤廃)

8位 池田勇人 1575日 (所得倍増計画、自由貿易の推進)

9位 西園寺公望 1400日 (鉄道公有化)

10位 岸信介 1241日 (国民皆保険の確立、日米安保条約改定)

● 長いだけでは意味がない。何か実績残しましたっけ?

別に通算在職日数が長いからといって優秀な総理だったとは言えないが、上記の総理経験者と比較しても安部は、実績もネームバリューも劣るのは否めないと感じるのは私だけだろうか。

また、これらの総理経験者の中には安倍が足元にも及ばない程、国民からの信頼や人気があったにもかかわらず、任期が切れると同時に潔くあっさりと総理の座から離れた人がほとんどで、安倍みたいに自ら党規を変えてまで居座る人はいなかった。

例えば、一時は政権支持率が80%以上を記録して、国民に絶大的な人気を誇った小泉総理でさえ任期終了と同時に総理の座を降りている。

自民党が党規を変えてまで安倍を総裁として支えるというならそれは構わないが、現在の政治情勢では自民党総裁即ち総理大臣という図式になっているので、国民としては認められないのだろう。

それは何故だろうか。多分、安倍の限りなくブラックなイメージが抜けないからだろう。「私や妻がこの件に関係していたら総理大臣も議員も辞める」と、開き直った森友問題。「加計氏からは一度も獣医学部新設に関して聞いた事がない」と言って国民を呆れさせた加計問題。

これらに関して、安倍は肝腎なところで常に逃げ回っている。もし、本当に潔白なら安倍夫人と加計氏の国会証人喚問に応じれば良かった。それで潔白が証明されればいつまでも後ろ指を指される事もなかったはず。それが出来なかったのは安倍本人が嘘をついているからと思われても致し方ない。

「第2次政権での5回の国政選挙で国民の皆様から力強い御支援を頂いたおかげで、ここまでくる事が出来ました」と、安倍は在職日数で伊藤に並んだ事に関して感謝を口にしている。しかし、自民党の中からは「長い事やったからといって意味は無い。問題は何をやったかだ」という厳しい意見が聞かれる。

第2次政権から6年半、安倍は何か実績を残したと言えるだろうか。上記の『特定秘密保護法』『安全保障関連法』は国民や野党の反対を無視して十分な審議の無いまま強行採決して、分断を招いただけの悪法という声が未だに高い。

外交面では、ロシアとの北方領土問題、北朝鮮の拉致問題は全く手付かず。同盟国のはずの韓国は徴用工問題で最悪の関係に陥っていながら、全く解決の糸口さえ見いだせずにいる。率直に申して『外交オンチ』と言わざるを得ない。

このような人物を歴代通算在職日数トップにしたとあっては、後世の政治評論家は「平成から令和にかけての我々の先祖は、この総理の何を認めてこんなに長い間支持したのだろうか」と、狐につままれた思いなることだろう。

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