岸田、高市、河野、三つ巴の自民党総裁選❗各陣営の思惑・戦略は❔

菅義偉総理の退任を受けて9月17日告示、9月29日投開票で行われる自民党総裁選。当初は6候補の乱立も考えられたが、どうやら岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務大臣、河野太郎規制改革担当大臣の三氏に絞られた模様。他の下村博文政調会長は取り止め、野田聖子幹事長代理は推薦者集めに奔走中。そして、有力候補とみられた石破茂元幹事長は不出馬の公算が大きい。

岸田陣営の思惑・戦略

まず驚いたのは岸田文雄前政調会長の積極的言動。昨年の総裁選などを見てもどこかお坊ちゃん風なところが残るエリートみたいに思えた。それが、今回の総裁選では真っ先に手を挙げ、総裁以外の党役員の任期一年とぶちあげた。それは5年間も幹事長の座に居座る二階俊博幹事長と、菅義偉総理へ喧嘩を吹っ掛けたも同然で、これが結果的には菅の不出馬に繋がる。

岸田そのものは『次の総理』世論調査では数パーセントしかなく、下位に低迷していた。ただ、当初は菅との一騎討ちと考えられていて、他のライバル達に先駆けて活動している。そのせいか、菅の退任後出馬表明した候補よりメディア出演等の機会も多く、現時点での『次の総理』候補では河野太郎規制改革担当大臣、石破茂元幹事長に次ぐ存在に押し上げている

また、今回の総裁選では中堅、若手の議員が派閥の押し付けに従わず自主投票を求めているが、岸田派だけは一致団結して岸田を推していて結束力の強さを見せ付けている。また、最大派閥の細田派や河野の所属する麻生派からの支持者も多い。更に、決選投票になった際には派閥の締め付けも強くなって議員からの支持が多くなって有利に働くという見方もある。

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高市陣営の思惑・戦略

2008年の小池百合子現東京都知事に次いで2人目の女性総裁選候補の高市早苗前総務大臣。元は細田派の前身の町村派所属の上に、党内右派グループ『保守団結の会』の縁で政治信条の近い安倍晋三前総理の後押しで立候補。しかし、上記したように今回の総裁選は派閥の締め付けが利かず、頼みの細田派のベテラン議員は岸田、若手は河野支持で失速気味

現在無所属で安陪の影響力と元所属していた町村派の縁で、党内最大派閥の細田派の国会議員票が頼みの綱だっただけに、『自民党初の女性総裁』は雲散霧消寸前の運命。確かに、何かとジェンダーバランスに姦しいご時世だけにインパクトの大きい『女性初の総裁』『女性初の総理大臣』だったが、基礎票を持たない候補の限界なのかもしれない。

高市の誤算は多くの国民が嫌気をさしている『安陪・麻生支配』の終焉に気付かなかった点にあるのかもしれない。バックボーンとして期待していた細田派の中でも、「高市さんが善戦すれば安陪の威力となる。これ以上、安陪さんに大きな顔されても困る」という意見もあるという。心ある議員達が『忖度・隠蔽・改竄』の安陪政権に終焉を告げる事を望むなら、まだ自民党も捨てたものではない。

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河野陣営の思惑・戦略 

現職のワクチン担当大臣の上に、同じ神奈川県選出の国会議員として近しかった菅総理の退任。さすがに、真っ先に手を挙げる訳には行かず3候補の中で最も遅い総裁選出馬表明の河野太郎規制改革担当大臣。これまでの閣僚としての任期の中で何度も問題があったが、何故か人気だけはあるという不思議なキャラの持ち主。

ただ、その人気もツイッターを利用する若者達の間でのもの。今、石破茂元幹事長が出馬しないムードの中で『次の総理』としての数値が上がっているが、あくまでも、若い世代での話。不出馬ムードの中でも石破人気は高く、『60代以上』『無党派層』では及ばない。もし、石破が出馬したら党員票で割れて、一回目の投票でトップに立てない可能性がある。

そこで、仕掛けたのが『石破詣で』。9月13日石破を訪ねて総裁選での協力を要請。石破も前向きで『安陪・麻生支配』の終焉の為なら手を組むだろう。この二人の人気者に小泉進次郎環境大臣が加われば、一回目の投票で一気に方が付く。例え、決選投票になっても河野総理、石破幹事長、小泉官房長官という選挙の顔を考えれば、議員票も雪崩を打つ可能性が高い

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