自民党総裁選、個利個略でなりふり構わぬ菅総理の迷走再選戦略❗

自民党総裁選日程が9月17日告示、29日投開票と発表された。菅義偉総理は既に再選を目指すと公表している。その他、昨年の総裁選に出馬した岸田文雄前政調会長、下村博文政調会長、高市早苗前総務相なども出馬が取沙汰されていたが、下村は「総裁選に出馬するために政調会長を辞任すれば、責任を放棄する事になる」等と言って不出馬の意向を示した。

菅は野党が要求する9月7日~16日の臨時国会召集を見送り、伝家の宝刀の解散権を行使しないで10月に任期満了に伴う衆院選を実施するという案が浮上。その場合、総裁選は衆院選の後という菅が前から狙っていた戦略と一致する事になる。正に、なりふり構わずだが、自民党内からも反発の声が上がって結局は菅自身が9月解散否定と、総裁選を予定通り実施する事を改めて表明する等迷走が止まらない。

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総裁選の見通し

前述したように、自民党総裁選は9月17日告示、9月29日投開票。昨年は党員投票が行われなかったが、今回はフルスペックの総裁選で『国会議員票』と『党員票』で争われる事になる。自民党の国会議員一人一票で383票。これに、全国の党員・党友による投票を配分して決まる383票。合わせて766票で争われる見通し。

候補者が二人だけの場合は棄権などが無ければ、同数にならない限りは過半数の384票以上を獲得した方が当選。ただ、3人以上の候補者が争った場合は過半数獲得者が現れない場合もあり得る。その場合は上位二人による決戦投票になる。その際には、国会議員票388票に対して党員票は都道府県に1票ずつの47票。合計430票で争う仕組みに、なっている

今回の総裁選は菅義偉、岸田文雄、高市早苗の3氐の争いが濃厚だが、誰がなったにしても『選挙の顔』になり得るのかという声も聞かれる。各報道機関の次期総理の世論調査では、石破茂元幹事長、河野太郎行政改革相、小泉進次郎環境相の3人が常に上位にランクされている。選挙基盤が弱い若手、中堅から3人に『選挙の顔』として待望論が持ち上がる可能性もあり、まだ総裁選は予断を許さない状況。

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衆院選の見通し

前述のように菅はコロナウイルス対策を最優先するとして9月の衆院解散を否定し、総裁選も予定通り実施すると表明。それと共に、衆院任期1ケ月半までになったこの時期に自民党役員人事と小幅な内閣改造を行う事も決定。昨年の総裁選の後ろ楯となった二階俊博幹事長を交代させてまで己の延命を図る姿勢に、更に党内の目は冷たくなり正に崖っぷちの状態

その幹事長の後任には河野太郎行政改革相、小泉進次郎環境相や石破茂元幹事長を登用する案が出ている。3人とも前述した次期総理候補だが、知名度の高い彼らを幹事長等の要職に着けて『選挙の顔』として政権浮揚の足掛かりとする魂胆。しかし、党内の若手、中堅クラスからは「もう総理を交代しない限り自民党はもたない」という声が上がり、菅の総裁選勝利も覚束なくなっている

この自民党の迷走、混乱状態にほくそ笑むのは野党。菅が個利個略の限りを尽くして迷走すればする程、仮に総裁選で菅が敗れても自民党に対する有権者の目が厳しくなる。また、逆に菅の読み通りに再選した場合は不人気な総理を相手に衆院選を戦えるアドバンテージがある。強気の立憲民主党・枝野幸男代表は、「次期衆院選は単独過半数の獲得を目指す」とボルテージを上げて政権交代へ意欲を示した

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