予算3倍の5700万円で批判殺到の『安倍総理と桜を見る会』

今日、10月1日から消費税が8%から10%に増税される。一般市民はどうやって節約して乗り切ろうか……、と頭を悩ませている事と思う。

こんな時にそんな庶民の苦しさを嘲笑うかのように、毎春恒例の総理主催の『桜を見る会』の予算が1767万円から3倍の5729万円で概算要求された。

毎年、どういう基準で選んでいるのか分からないが、皇室、政財界に混じって芸能人が着飾って総理と一緒に写真に収まる姿がニュースになるが、「花見なら税金使わずに自費でやれよ」とツッコミを入れる人もいるはず。

それを、消費税増税で頭を悩ませているこの時期に大盤振る舞いの3倍には、安倍総理の開き直りかという批判が一部で出ている。

よく実態が分からない総理主催の『桜を見る会』の賛否も含めてリポートしてみる。

● 『桜を見る会とは』

『桜を見る会』とは、1952年(昭和27年から)毎年4月に『新宿御苑』で行われている内閣総理大臣主催の花見の会。皇族、衆参両院議長、最高裁判所長官、国務大臣、都道府県知事、の他に各界の代表者、有名人等の約10000人を招待している。

近年は2011年東日本大震災、2012年には北朝鮮対応を理由に2年連続で中止されたが、安倍晋三総理になってからは2013年から連続7年行われ、毎年招待客が増加する一方で批判の声も上がっている。

       招待数    出席者数

2013年        12000人

2014年 12800人 14000人

2015年 12800人 15000人

2016年 13600人 16000人

2017年 13900人 16500人

2018年 15900人 17500人

2019年 15400人 18200人

当然、これに対する支出額もうなぎ上りに増えているが、それらは全て私達の税金で賄われている。

      予算額      支出額

2013年 約1718万円 

2014年 約1767万円 約3005万円

2015年 約1767万円 約3841万円

2016年 約1767万円 約4639万円

2017年 約1767万円 約4725万円

2018年 約1767万円 約5229万円

2019年 約1767万円 支出は未確定

上記のように、毎年招待客数が増え続けている以上、それにつれて支出額も膨らむのは当然。そのくせ、予算額は毎年変わらない約1767万円。これらについて、今年5月に『衆院決算行政監視委員会』で質した共産党の宮本徹議員に対して、「費用は警備費、飲食費、準備、設営等の最低限必要な経費」と説明。更に、「実際は金属探知機などのテロ対策強化や参加者数に応じた飲食提供など予算を上回る経費になる」と、内閣府の担当者は語る。不足分は内閣府の『一般共通経費』で賄うという。

● 本当に必要なのか『桜を見る会』?

この手の催しとしては、毎年春秋に天皇•皇后が主催して行われる『園遊会』があり、招待客の基準もほぼ同じ事を考えればわざわざ巨額の費用をかけて行う必要があるのか疑問を感じる。

しかも、安倍以前の民主党政権下では2011年、2012年と連続して東日本大震災、北朝鮮対応を理由に中止しているが、安倍は7年連続開催して年々規模を拡大して経費を増大してきた。

この間、熊本地震や西日本の台風被害、大雨洪水被害の他に自らの政権下による『森友•加計問題』『自衛隊日報隠し』『財務省文書改竄』等、数え切れない犯罪、不祥事が続出しながらこんな催し物を中止、縮小させるどころか、拡大させて国民の血税を無駄遣いする神経は理解出来ない。

ただ一つ言える事は、この国民が消費税増税に苦しむ時期に、あえて来年のどうでもよい『桜を見る会』のような行事の経費増額を要求してくるとは、こんな無神経な男に日本の舵取りは任せられないという事だ。

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