裏切りの夏!国民民主党•玉木雄一郎代表の節操の無さ!

参議院選挙が終わってホッと一息入れたその間隙を縫うように信じられない動きが表面化した。国民民主党の玉木雄一郎代表がインターネット放送『文化人放送』に出演し、憲法改正議論を進める事を明言した。先の参議院選挙では野党5党派が32の1人区で共闘し、憲法改正発議に必要な3分の2を阻止して一定の効果を挙げているにもかかわらず。

もともと、野党第一党の座を衆参両院共に立憲民主党に奪われて、政党支持率も低迷したままの国民民主党。埋没を免れようと『反対より提案』をモットーに立憲民主党との違いをアピールしてきたが、一向に国民の支持を得る事は出来なかった。そこで、憲法改正議論に積極的に参加しようという雰囲気が党内にあった事は確か。

しかし、それならば野党共闘から外れるとか、他の野党との違いをはっきり表明しなければならないはず。野党共闘の公約とも言える『共通政策』を掲げて戦った以上、それを反故にする事は一緒に戦った他の野党ばかりでなく、投票した選挙民に対する裏切り行為と言われても仕方あるまい。

 

 

● 何をしたいのか分からない玉木雄一郎代表

「はいっ、参議院選挙終わってですね、選挙期間中も私いろんな声聞きました。で、反省です!我々モリカケ問題国会でかなりの時間取りましたから、国政の重要課題について議論する時間が少なくなってしまった事。本当に反省しお詫び申し上げます」「その上で、私生まれ変わりました!安倍総理の考え確かに私と違いますけど、憲法改正の議論はしっかり進めていきましょう!」と、ハイテンション気味に一気に表明した。

一瞬、耳を疑ってしまった。公党の代表ともあろう者が終わったばかりの国政選挙の公約に反する事を、しかも『極右の巣窟』とも言われているSNS番組で軽々しく言うものだろうか。

まず、『森友•加計問題』はまだ解決した問題ではない。安倍総理夫妻がどっぷり浸かった限りなくブラックな疑いのある事件である。しかも、それに絡んで『忖度』か『官邸の指示』か分からないが、『公文書改竄』という犯罪にまで発展した大疑惑である。まだまだ徹底的に追及しなければならないにもかかわらず、まるで解明しようとした野党側が悪いみたいに反省や謝罪を述べるとは解せない。『反省』『謝罪』をしなければならないのは安倍総理の方だろう。

更に、憲法改正議論は野党5党派の公約とも言える『共通政策』にはっきり書かれている事である。【安倍政権が進めようとしている憲法改定、とりわけ第9条改定に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすこと】 

この『共通政策』を吟味して有権者は国民民主党を含む野党統一候補に投票し、その結果『改憲勢力』は3分の2の議席を割ったのである。その野党共闘の中核政党の一つである国民民主党の代表が、参議院選挙が終わって一週間も経たない内にこんな発言をするとは、重大な裏切り行為と非難されても仕方あるまい。

● 玉木雄一郎代表は身を引くべきでは

それでも、代表として発言したからには毅然と貫くなら分かるが、国民民主党の幹部が真意を問い質すと、「改憲論議のために安倍総理との党首会談に臨むという意図で言ったのではない」と、釈明したという。また、記者団にも「徹底的な政策論争をするという意味で、生まれ変わるという心構えを申し上げた。今までと考え方を変えて憲法論議に参加すると申し上げたつもりはない」と説明した。

しかし、それをまともに受ける有権者は多くはないだろう。何せ、国民民主党はあの「小池にはまったドングリ集団」というイメージがあるから。その党首がこんな発言を公にしたのだから、いくら釈明したとしても俄には信じられないだろう。これを機に更に離党者が増える可能性があり、玉木雄一郎の代表としての責任問題に発展しかねない。いっそのこと、人心を一新して新たな体制で出直すしかないのでは……。

 

 

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