参議院選挙告示。選挙区、比例代表合わせて370人が立候補!

第25回参議院選挙が7月4日公示され、21日の投開票に向けて選挙運動がスタートする。今回の参議院選挙は『年金2000万円問題』『消費税増税』等の国民生活に直接関わる身近なテーマが争点になる。

一方、6年半に及ぶ安倍政権の経済面と外交政策に対する評価を下すと共に、『憲法改正』『原発』等の課題、更には不祥事続きの上にその問題を隠蔽する政府の政治姿勢も問われる事になる。

● 勝敗の鍵を握る1人区

勝敗の鍵を握るのは自民党対野党統一候補が激突する32の1人区。今回の改選を迎える議員が当選した6年前は31の1人区で、自民党が負けたのは岩手、沖縄だけ。これに対して3年前の選挙では統一候補を立てた野党が11の選挙区で勝ち、一定の効果を挙げている。

改選1人区の対決構造

青 森  自民党ー立憲民主党

秋 田  自民党ー無所属

岩 手  自民党ー無所属

山 形  自民党ー無所属

宮 城  自民党ー立憲民主党

福 島  自民党ー無所属

栃 木  自民党ー立憲民主党

群 馬  自民党ー立憲民主党

長 野  自民党ー国民民主党

新 潟  自民党ー無所属

富 山  自民党ー国民民主党

石 川  自民党ー国民民主党

福 井  自民党ー共産党

山 梨  自民党ー無所属

岐 阜  自民党ー立憲民主党

三 重  自民党ー無所属

滋 賀  自民党ー無所属

奈 良  自民党ー無所属

和歌山  自民党ー無所属

鳥取島根 自民党ー無所属

岡 山  自民党ー立憲民主党

山 口  自民党ー国民民主党

香 川  自民党ー無所属

徳島高知 自民党ー無所属

愛 媛  自民党ー無所属 

大 分  自民党ー無所属

佐 賀  自民党ー国民民主党

熊 本  自民党ー無所属

長 崎  自民党ー国民民主党

宮 崎  自民党ー立憲民主党

鹿児島  自民党ー無所属 

沖 縄  自民党ー無所属

 

● 思惑が入り乱れる複数区

1人区の32選挙区に対して複数区は13選挙区に過ぎないが、議席数では42と上回る事もあり、1人区以上に力を入れる向きもある。当然、1人区同様に万全の選挙協力を構築して臨みたいのは山々だろうが、こちらは内部対立や各党の思惑が入り乱れて乱立模様になっている。与野党共に複数当選の可能性があるが、その反面共倒れの危険性もあって1人区同様に目が離せない状況になっている。

改選2人区の対決構造

茨 城 自民ー立民、共産、維新

静 岡 自民ー立民、国民、共産

京 都 自民ー立民、共産

広 島 自民、自民ー共産、無所属

 

改選3人区の対決構造

北海道 自民、自民ー立民、共産、維新

千 葉 自民、自民ー立民、共産

兵 庫 自民、公明ー立民、共産、維新

福 岡 自民、公明ー立民、国民、共産

 

改選4人区の対決構造

埼 玉 自民、公明ー立民、国民、共産、維新

神奈川 自民、公明ー立民、国民、共産、維新、社民

愛 知 自民、公明ー立民、国民、共産、維新、社民

大 阪 自民、公明ー立民、国民、共産、維新、維新

 

改選6人区の対決構造

自民、自民、公明ー立民、立民、国民、共産、維新、社民、諸派

 

● 党の趨勢を占う比例代表

現在の各党の党勢、支持を最も忠実に反映すると言っても過言ではない比例代表区。各党が勢力拡大と存亡をかけて50議席を争う。

自民党 = 前回2016年の選挙では19議席獲得。相変わらず内閣支持率が40%台の上、自衛隊の日報隠し、財務省の公文書改ざん、厚生労働省の統計不正……、枚挙に暇がない不祥事の連鎖。糅てて加えて安倍晋三総理自身の『森友•加計問題』を巡る限りなく黒い疑惑。もし、他国ならとっくに国民から見放されて当然の憲政史上最悪の政権。これで尚自民党を支持するというなら、この国民の見識を疑われる事になる。選挙民の目が覚めたなら大幅減は当然。

公明党 = 前回は7議席獲得。創価学会という支持母体だけに支えられ、選挙のためだけに与党に留まっているとしか感じられない。この党の存在意義はあるのだろうかと言いたくなるような影の薄さで、議席減は確実。

立憲民主党 = 結党後初の参議院選挙。旧民進党が前回2016年は11議席だったので、国民民主党と分かれたとはいえ、野党第一党として11議席以上の獲得は最低限必要。

国民民主党 = 立憲民主党と同様に初の参議院選挙。参議院では立憲民主党と同じくらいの勢力を誇っていたが、今の党勢、党支持率では3議席前後になりかねない。

共産党 = 2013年、2016年の参議院選挙共に政権批判票の受け皿となって5議席ずつ獲得してきたが、今回は『原発ゼロ』『消費税増税反対』等の政策が立憲民主党と共通しているので、批判票が立憲民主党に流れる可能性もあり、5議席獲得出来るかどうか。

日本維新の会 = 前回2016年は4議席獲得。4月の大阪府、大阪市のダブル首長選挙を制した勢いで議席増を狙いたいが、大阪以外での支持率が低調で現状維持か。

社民党 = 2013年、2016年共に1議席獲得してきたが、過去の栄光の社会党の面影はなく支持率も低迷。党の存亡をかけて1議席死守しなければならない。

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