参議院選挙序盤情勢、各報道機関共与党が改選過半数の予測。

第25回参議院選挙の序盤情勢について、各報道機関が行った世論調査の結果が出揃った。もちろん、微細な違いはあるが欠員になっている5議席に今回から増えた3議席を含めて、獲得議席が改選116議席から8議席増の124議席になるため、議席増の予測になっている政党も多いが、自民党、公明党の与党が改選議席の過半数を占める勢いになっている。

まだ、投票先を決めていない有権者が半数近くいる上に、元来この手の世論調査はアテにならないので、この後最終的な議席がどうなるか予断は許さない状況にある。

● そもそも、世論調査に正確性はない

共同通信電話世論調査

朝日新聞序盤情勢調査

自民党    65    59

公明党    14    14

立憲民主党  20    21

国民民主党   5     5

共産党     8     

日本維新の会  9     

社民党     1     

諸派      0     

無所属     2     

合計    124   124

両社の予測結果は自民党の議席数が無所属等に流れている分、朝日新聞の方が少なくなっているが、それ以外はほぼ変わらないと言っても良いだろう。誤解を恐れずに言えば、私はこの数字を見た有権者が『やはり自民党か』、と言って与党に走るのか、あるいは『与党に勝たせてはいけない』、と野党に票が流れるのか微妙な変化をもたらす危険性があるので、選挙前の世論調査は賛成出来ないと思っている。

しかし、これらの世論調査を見て色々考える有権者もいる可能性もあるので、それもまた選挙かなと思うしかない。

私が世論調査に正確性がないと思うのは、まずサンプル数の少なさ。また、実際の世論調査数字に加えて各社が独自の分析とシミュレーションにより算出した推計に過ぎないからである。更に、世論調査が行われている実感がない。今まで、私自身はもちろんだが、家族、友人、知人にこの手の世論調査の案内が来た試しがないからである。そのせいで、何か胡散臭い見方になってしまう。

 

● 焦点は人それぞれで、各自が決めるもの

さて、今回の選挙は衆議院選挙と違って政権選択選挙ではないからと言われて、衆議院選挙ほどの盛り上がりにかける事の多い参議院選挙にしては、さまざまな焦点があって関心がいつもより高まっているようだ。

投票先を選ぶには人それぞれの判断材料、焦点があって当然。今回の参議院選挙では直前に急浮上した『年金2000万円問題』、『消費税増税』、『憲法改正』、『不祥事続きの安倍政権の政治姿勢』等があるが、その他にも子育て世代や高齢者等、世代によって抱える問題や関心事が違ってくる。それらの中から自分に関わる問題に対応する姿勢を判断して一票を投じるのも一つの投票方法。

なかなか、全ての焦点や問題に対して全部自分の望む対応を掲げる政党や候補者はいないと思う。そんな時は全ての課題に対する総合力で判断するのが一般的だと思う。しかし、今最も自分に関心ある焦点に絞って、その問題の対応面を判断して選ぶのも一つの方法。いずれにしても、与えられた一票を有効に使って自分の意思を投票という形で表示して頂きたい。

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