戦争発言の丸山衆議院議員の議員辞職勧告決議案に同意しない与党!

● 丸山穂高衆議院議員とは

丸山穂高は1984年1月10日大阪府堺市生まれの35歳。西大和学園高校、東京大学経済学部を卒業して、2006年経済産業省に入省。大臣官房総務課、原子力安全・保安院保安課企画法規係長を経て2009年に退官。

同年、財団法人松下政経塾に入塾。2012年、同塾を卒塾。同年、日本維新の会大阪府第19選挙区支部長に就任。同年の第46回衆議院議員総選挙に大阪府第19区から日本維新の会公認で立候補し、全国でも最年少議員の3名の一人として初当選。その後、維新の党、おおさか維新の会の結党に参加して2014年、2017年の衆議院議員総選挙で連続当選して3選。

阪神大震災でボランティア活動に参加したことがきっかけで政治家を志し、小学校の卒業文集にも政治家になりたいと書いている。2017年の衆議院議員総選挙でおおさか維新の会が大幅に議席を減らした際に、松井一郎代表の進退も含む総括を要求した人物と言えば、思い出す人も多いだろう。

また、2015年東京都JR蒲田駅近くで飲酒した時にトラブルになり、相手の手を噛んで警察沙汰になったが、お互いに被害届を出さないで和解。党幹事長から厳重注意処分を受けて、「公職にいる間は断酒する。もし、飲酒したら議員辞職する」との意向を示していた。

● 今回の戦争発言騒動

5月11日、北方領土のロシア人住民と日本人の元島民らが相互往来する『ビザなし交流』に、日本側の訪問団として同行し、国後島古釜布の『日本人とロシア人の友好の家』で、訪問団の団長と記者の取材活動に割り込み「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」「戦争しないとどうしようもなくないですか」等と、飲酒して酔った状態で大声で発言した。

14日丸山はおおさか維新の会に離党届けを提出した。問題を重視したおおさか維新の会は党紀委員会等に図って、丸山を除名処分に処した。松井代表は「国会議員として一線を越えた発言で元島民、国民に不快な思いをさせた」として議員辞職を求めたが丸山は応じていない。

丸山は自身のツイッターで「今回の件で不適切性や配慮を欠いていたことについて認め、撤回と謝罪をするのは当然。これ以上荒立てるつもりはないのだが黙り込むことはしない」等と述べ、辞職勧告決議案に対しては「原論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」として、可決されようが任期を全うする考えを示した。

● 足並みが揃わない議員辞職勧告決議案

この発言に関しては国民からはもちろんの事、与野党の議員からも批判の声が挙がっている。おおさか維新の会としても除名処分だけでは世論の反発を抑えられないとみて、所属衆議院議員だけでは決議案提出に必要な人数に足りないため、議員辞職勧告決議案の共同提出に向けて各党へ根回しを始めた。

野党内には、決議案はこれまでの4件中3件は刑事責任を問われた事実がある場合だけの上、可決されても法的拘束力が無く辞職した例が無いので慎重意見があった。

しかし、丸山を除名処分にしたおおさか維新の会から野党第一党としての役割を果たして欲しいと、共同提出を促された立憲民主党は国民民主党、共産党、おおさか維新の会、社民党等野党6会派を始め、与党にも共同提出を促した。

しかし、あろう事か自民党は「絶対に許せない発言だが、選挙で選ばれた議員の身分にまで踏み込めるのか」と及び腰。公明党も「出処進退は本人が決めるもの」と、乗って来ない。その理由が自民党内にも問題発言で辞任した閣僚や副大臣がいて、丸山の決議案への対応が責任追及への前例になってもまずい、というのだから相も変わらぬ自民党と公明党の党利党略には呆れてしまう。

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