常磐道あおり運転容疑者逮捕!しかし、疑問残る警察の対応!

あおり運転をして強引に停車させた上、暴行を加える衝撃の映像がニュースやワイドショーで流れていた、常磐道あおり運転事件。

指名手配されていた宮崎文夫容疑者が8月18日逮捕された。ホッとした人も多いと思うが、問題は警察の対応。今回の事件を振り返りながら、警察の対応を検証してみた。

● 常磐道あおり運転事件の経緯

事件が起きたのは8月10日午前6時15分頃。世間が6連休、9連休と騒いでいた連休の初日。茨城県常磐自動車道で勤務先に向かっていた男性被害者を追い抜いていったドイツ製の白のSUV(スポーツ用多目的車)。役1分後に再び現れた時、衝突寸前で割り込もうとした。

更に、前に割り込んでランプを点滅。避けようと車線変更した被害者の前で今度は蛇行運転。斜めに車を停めて車線を塞ぎ、「降りてこい、殺すぞ!」と叫んで、真ん中車線に無理矢理停車させられる。

そして、降りてきたのは携帯電話で撮影するように構えた女と、青っぽいジャケットと白いパンツの男。窓から手を入れて被害者を引きずり出そうとするが、抵抗する被害者。そして、いきなり男のパンチが被害者の顔面を襲う。連続5発のパンチ。2発目で被害者の顔から流血。

「怖かったですね。いきなり顔も知らない人からだったので……」流血した顔を庇いながら、何とかウィンドウを閉めるのがやっとだった。

しかし、なぜこの被害者が狙われたのだろうか。男は他でもあおり運転を行っている常習者のようだが、面識がないのにたまたま被害者が狙われたのかもしれないが、何か接点というか原因があるはず。ドライブレコーダーは男が執拗にあおり運転をしているところからしか公開されていないが、その前の時点で何か男に絡まれるような原因があったのだろうか、それとも、無差別にあおり運転を仕掛けたのか。

● 警察の対応の検証

男はその後、指名手配されて8月18日逮捕された。名前は宮崎文夫容疑者(43)。もちろん、宮崎容疑者の犯行は悪質で同情の余地はないが、気になるのは警察の対応。

8月10日に暴行を受けた被害者は、翌11日には警察に被害届を提出している。しかし、逮捕に至るまでの1週間警察はただ手をこまねいていたとしか思えない。

日本の警察は、今全国至る所に取り付けられた防犯カメラの映像を提供してもらっているから、何とか犯人逮捕にこぎつけられている。今回も被害者のドライブレコーダーを解析すればナンバープレートや車種から、簡単に犯人は割り出せたはず。こんな簡単な捜査に1週間もかかるのは、無能と怠慢からくるものと指弾されても仕方ない。

もちろん、今回の被害者も気の毒だが、宮崎容疑者に常習性がうかがえる事を鑑みればこの1週間の間に同じような事が繰り返され、更に重大な事件に発展する可能性もあった。

また、警察の生温い捜査のせいで携帯電話で撮影していた女、喜本奈津子容疑者(51)に間違えられてSNSに拡散され、名誉を傷つけられ甚大な被害を被った女性がいる。現代は、いつ誰がどのような事から2次被害、3次被害を受けるか分からないネット社会。

今回も警察が有能ならこの2次被害は防げたはず。今、私達は四六時中防犯カメラに監視されて生きている。こんな監視社会を誰も歓迎する人はいない。国家権力が都合上進めた監視社会。せめて、映像解析するだけの捜査なのだから素早く対応し、まともなレベルの捜査をして欲しい。

また、警察は当初この事件を重大事件と認識していなかったので、身を入れて捜査していなかったという指摘がある。それが、15日山本順三国家公安委員長の「言語道断」「あらゆる法令を駆使した厳正な取り締まりを行い、抑止に務めたい」という発言を受けて、茨城県警がようやく重い腰を上げて指名手配に踏み切り、今回の逮捕につながった節がある。

警察は本来国民、市民の安全を第一に任務にあたるのが務めだろう。国民、市民の安全より閣僚の顔色を窺う方が重要ならもう警察とは言えまい。猛省を促したい。

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