菅義偉総理誕生!安倍政権の継承を掲げた政権に日本の未来はあるのか?

8月28日安倍晋三総理が病を理由に第一次政権と同様に任期途中での辞任を表明。7年8月も総理の座に居座る事だけを優先して何一つ国民の方を向かない総理が辞任するのは私達にとって大歓迎だが、その後継を決めるのに安倍を始めとする長老達が暗躍して、総裁選が告示する前に菅義偉官房長官の当選が決まってしまった。

そもそも、安倍の病が仮病で石破茂元幹事長を総理にしない為に任期途中での辞任を選択して、国民的人気の高い石破の有利な党員投票を封じたと公然と党内で言われている。昭和時代から延々と続く長老達の派閥政治が未だに行われる自民党。こんな方法で選ばれて前政権を継承する菅政権に日本の未来はあるのだろうか……。

● 安倍政権の継承と発展?

菅政権の第一の標榜が『安倍政権の継承』というのには驚かされた。アベノミクスはとっくにメッキが剥がれ、外交面で何一つ成果が挙げられなかった。更に、追い討ちをかけるように世界中からもの笑いになったコロナウイルス対策。それらが響いて辞任発表前の内閣支持率は30%台に低迷していたのに……。こんな国民から見放された安倍政権継承を謳ってどうしようというのだろうか。

更に、安倍政権を継承するという事は次々に疑われた犯罪じみた行為までを引き継ぐという事なのか。その覚悟は持っているという事なのか。安倍自身が疑われている『森友学園問題』『加計学園問題』『桜を見る会』これらに対して菅は記者会見で悪びれず安倍を擁護し続けてきた。安倍政権を支える官房長官という立場上擁護するしかないのだろう、と同情気味に見てきたが、総理就任後も一貫して再調査の必要はないと言い続ける頑なな姿勢を見ていると菅自身の関与も疑われても仕方ない。

● 縦割りと既得権の打破?

就任直後から表明したのが『縦割り主義と既得権の打破』別に目新しいものではない。このような事を第一に掲げる事こそ、安倍政権で何一つ改革が進まなかった事を裏付けているようなもの。その目玉として『縦割り110番』なるものを掲げて河野太郎を行政改革相に任命した。しかし、その河野は深夜の就任会見に文句タラタラで「これこそ前例主義、既得権主義の最たるもの」と言い出す始末。菅の既得権主義打破とはこんな下らない事の改革なのか。

更に、菅は既得権主義打破の象徴として携帯電話の値下げを挙げている。しかし十分ではないにしても携帯電話各社はそれぞれの工夫で値下げはしている。これ以上の政府の値下げ強要は営業の自由に反するのではないだろうか。また、これから5Gを始めとするデジタル革命のインフラ整備計画に支障をきたす可能性がある。菅自身が言い出した料金値下げが進まないからというメンツの為に強要してはならない。

いずれにしても、総裁選の論戦の中でも、石破茂と岸田文雄候補の二人は将来のビジョンを語っていたが、菅はただ安倍政権の継承というだけで、ほとんどおざなりの論戦しか出来なかった。ある政策では石破茂候補の次に聞かれた菅が、「石破さんと全く同じです」と答えたのには驚きを通り越して呆れてしまった。このような将来のビジョンも持たない人が派閥の都合で総理大臣を勤めるなんて、我々国民の損失に他ならない。

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