本当に必要?元号改正による日本初の10連休!誰の何のための連休か?

天皇の代替わりに伴う初めての10連休となるゴールデンウィークが今日スタートした。
これまでは年末年始の休暇が暦の関係で最長になった場合の9連休は有ったが、10連休は今後も今回のように作為的に設けない限りあり得ない事で、おそらくほとんどの人にとって最初で最後の長期休暇になるだろう。

そもそも、何の為の誰の為の10連休なのだろうか。ただ、のんきに10連休10連休と騒いでいるがその影響を考えた事があるのだろうか。
天皇の自らの退位という前代未聞の代替わりから始まった今回の10連休。
しかし、新天皇が即位する日を休日にするのは構わないが、なぜ敢えてこの時期にする必要があるのだろう。

天皇の代替わりを祝福したいという気持ちは多くの人にあると思うが、わざわざゴールデンウィークのこの時期に更に休日を増やして長期休暇にする必要があるのだろうか。
それも、全ての人が平等に連休を取って新天皇の即位を祝うというなら理解出来るが、現実的にそれはあり得ない。

この連休を利用して海外や国内の旅行に出掛ける人は多いと思うが、海外はともかくとして国内に出掛けた場合はホテルにしろ旅館にしろ宿泊してサービスを受ける事になるが、そのサービスを提供している人達は当然休日が取れるはずが無い。
その人達やその家族の事を考えた事があるのだろうか。
現に、この10連休を全て取れた人は3割くらいしかいないという。あとの7割の人達はその3割の人達の為に犠牲になって良いと言うのだろうか。

支持率40パーセントしか無い安倍政権が人気取りの為に考えた策であろうが、安倍晋三首相を始め閣僚や多くの議員達はこの連休を利用して外遊とやらに出掛けているらしいが、何の憂いもなく外遊(文字通りの遊びとも……)出来る人は良いが、働いている人達はこの連休のせいで子供を預ける保育施設等を探すのにも苦労している。
この現実はのんきに外遊している総理や閣僚には永遠に理解出来ないだろう。

3割しか10連休が取れないという事は7割の人達は保育施設だけでなく、学校が休みの児童を家に残してやむなく仕事に出掛けるという事である。
その人達の気持ちを考えた事があるのだろうか。
ある統計によると、今回の10連休について賛成30%、反対40%、どちらとも言えない20%、答えたくない10%という数字が出ている。

反対意見が最も多数を占める長期休暇を深く考えもせずに決定する政権なんて、真の国民の政権と言えるのだろうか。
更に、10連休を取り入れたのは圧倒的に大企業が多く、その非生産になった部分を下請け業者に押しつけているという事実。
中小企業の多くは大企業の連休によって生じる非生産的な部分を肩代わりしているケースも少なくないのである。
これも一種の格差と言えるのではないだろうか。

日本は資源に乏しい国である。以前、週休二日制を進めた時に「深く考えずに諸外国の右習えで休日を増やしては資源に乏しいわが国は国力が減退してしまう」と、嘆いた学者がいたが週二日の休暇に慣れて、このような長期休暇を簡単に取り入れるようでは本当に日本も危ういのでは……。

今回の10連休は一時的なものに過ぎないからともかくとして、今の政権になってあらゆる格差が大きくなっている気がする。
自らの享受の為にその犠牲になっている人達がいるという事を考えもしないで生きる世の中になって欲しくない。
全ての国民が幸せになる世界……、なんてよく選挙の度に耳にするがその理想と真逆な国家だけは作らないで欲しい。

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